ASPworksⅡ FDG-Quickは、富士通のオフコン PRIMERGY 6000 で必要となるファイル定義体(FFD：File Format Description)を作成・編集するためのツールです。
FDG-Qucikを使用したファイル定義体（物理ファイル・論理ファイル）の作成や修正の方法を紹介します。
作成例として、以下のような「商品マスタ」のファイル定義体を作成します。
FDGを使用したファイル定義体の作成は、以下をご参照ください。
1.FDG-Quickの起動
スタートメニューからFDG-Quick を起動します。「ASPホスト設定一覧」が表示される場合は、接続に使用するホスト設定を選択して「接続」ボタンをクリックしてください。（ホスト設定が１つだけの場合はこの画面は表示されません。）
2.ファイル定義体（物理ファイル）の新規作成
ファイル定義体（物理ファイル）を作成します。
2.1.新規作成
ファイル定義体（物理ファイル）を作成します。メニューの【ホスト】→【新規作成】をクリックしてください。
ファイルの種類やファイル定義体を格納するライブラリ、定義体の名前を指定し【追加】ボタンをクリックしてください。
ファイル定義体（物理ファイル）が作成され、その内容が表示されます。初期レコードの「REC01」を削除してください。（レコード「REC01」を選んでメニューの【編集】→【削除】をクリックします 。）
2.2.レコード・項目の追加
レコードと項目を追加します。
メニューの【編集】→【レコード追加】をクリックしてください。新しくレコードが追加されます。レコード名と見出しを編集してください。
次に項目の追加を行います。メニューの【編集】→【項目追加】→【外部１０進項目】をクリックしてください。
外部１０進項目が追加されます。項目名・見出し・符号・全体桁を編集してください。
同様に、その他の項目を入力します。
2.3.定義体の保存
定義体情報の入力が終了した場合は、メニューの【ホスト】→【SYOMSTPFの保存】をクリクしてファイル定義体を保存してください。
3.ファイル定義体（論理ファイル）の新規作成
作成したファイル定義体（物理ファイル）から論理ファイルを作成します。
3.1.定義体の生成
ライブラリエクスプローラーのファイル定義体（物理ファイル）を右クリック→【論理ファイルの定義体を生成】をクリックしてください。
ファイル定義体（論理ファイル）の名前を指定してください。
ファイル定義体（論理ファイル）が作成され、その内容が表示されます。
3.2.キー設定
論理ファイルのキー設定を行います。項目「CODE（商品コード）」を右クリック→【キー要素に追加】をクリックしてください。
「CODE（商品コード）」がキー要素に追加されます。タブページ【キー設定】のキー要素情報を確認してください。
3.3.定義体の保存
定義体情報の入力が終了した場合は、メニューの【ホスト】→【SYOMSTLFの保存】をクリクしてファイル定義体を保存してください。
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