ASP マイグレーションアシスタント
COBOL変換ツール
概要
オフコンのCOBOLを富士通製NetCOBOL(Windows版)へ変換します。
- 現在稼働しているオフコンのCOBOLプログラムをWindowsのNetCOBOLへ単純変換します。
- WindowsのNetCOBOLは『COBOL』です。基本的な構文はオフコンCOBOL Gと大きな違いはありません。
- COBOL Gの機能のうちNetCOBOLが対応していない(非互換)部分や機械的に判断が難しい部分については変換ツールが出力指示しますのでお客様自身が容易に修正できます。
- VLD(論理宛先)を使用している場合は当社製品「WinVLD」に対応した変換を行います。
- DISPLAYメッセージは当社製品「COBOLビューアー」を利用しK端末エミュレーターに近い形で表示します。
- 変換したプログラムについてはNetCOBOL Studioプロジェクトまで作成します。
COBOL変換ツールを使用するために
事前検討事項
- 言語の選択
- 「ASP マイグレーションアシスタント COBOL変換ツール」をご利用の場合「FUJITSU Software NetCOBOL」を選択してください。
- データベースの選択
- 「Microsoft SQLServer」または「Oracle Database」のどちらかを選択します。
- ファイルのマルチレイアウトの有無
- マルチレイアウトのファイルを使用している場合、ファイルの変更方法によってプログラムの修正、データ移行に影響があります。
- マージファイル/ジョインファイルの有無
- 使用方法によってレイアウト変更の必要があります。またテーブルの変更に伴いプログラムの修正に影響があります。
NetCOBOLへ変換するための必須ソフトウェア
マイグレーションを行う前に現在の状況と今後の運用方法に合わせてソフトウェアの手配が必要になります。以下を参考にソフトウェアの検討をお願いします。
- 『FUJITSU Software PowerRDBconnector for NetCOBOL』(必須)
- COBOL G のプログラム中のI/O命令(READ/WRITE等)をそのまま使用できるソフトウェアです。NetCOBOLでデータベースをアクセスする場合必須です。
- 『FUJITSU Software NetCOBOL』(必須)
- クライアント運用かサーバ運用かを検討した上で必要に応じて開発パッケージ・運用パッケージを手配してください。
- データベースの選択(必須)
- PowerRDBconnectorがサポートしている『 Microsoft SQL Server 』または『 Oracle Database 』 のどちらかを選択してください。
- 『FUJITSU Software PowerSORT』
- 現オフコンシステムのCLでSORT処理を使用しているか、COBOL Gのプログラム中でSORT処理を使用している場合必要です。
- 『FUJITSU Software Interstage Charset Manager』
- 標準メッセージ定義体で拡張漢字を使用する場合必要(すでに利用している可能性あり)です。