脱オフコンに向けて
脱オフコンのパターン
富士通製オフコンからオープン環境へ移行するには以下の方法があります。
- NetCOBOLへ移行
- 他言語へ移行
- パッケージへ移行
以下の図からもわかるように、どのパターンを選択しても現在のシステムを理解する必要があります。 まずは『ASP Asset Analyzer』を利用してどのプログラムが稼働しているかを洗い出し、 他言語やパッケージへ移行する場合はプログラムから仕様を把握します。 NetCOBOLへ移行する場合はオフコンの仕様はそのまま言語変換できます。 コンピュータ・サービスはNetCOBOLへのマイグレーションをお薦めしています。
NetCOBOLへマイグレーションする場合の変換方法の選択
マイグレーションを行うのはCOBOL資産だけではなく、メニュー/CL/ファイル等オフコンで運用している資産がすべて対象となります。
当社はお客様でも変換できるよう『ASP マイグレーションアシスタント』を販売いたします。
この『ASPマイグレーションアシスタント』は『ASP Asset Analyzer』で稼働資産を洗い出した結果をもとに変換できるツールです。
変換ツールを使用する前に
これらの変換ツールを使用して変換を行うために、まずは現在のオフコンで稼働している資産の調査が必要です。 長年のオフコン利用に伴いどのライブラリ・どのエンティティが最新で必要なものがどれか等 ASP Asset Analyzer（当社製品）を利用して調査し洗い出します。
マイグレーションの流れ
マイグレーションにあたり、お客様が行う作業は以下のとおりです。
| 作業内容 | 説明 | |
|---|---|---|
| 1 | 資産整理 | ASP Asset Analyzerを利用してオフコン資産から移行に必要な資産を洗い出す |
| 2 | 運用環境検討 | Windowsでの運用に向けてサーバ運用かクライアント運用かを検討 |
| 3 | 必要ソフトウェア事前調査 | NetCOBOLへ移行する場合の必須ソフトウェアの調査 |
| 4 | 運用環境手配 | 必要なハードウェアおよびソフトウェアの購入手配 |
| 5 | 運用環境設定 | 手配したハードウェアおよびソフトウェアのセットアップ |
| 6 | プログラム変換 | ASP Asset Analyzerを利用して洗い出した資産をASP マイグレーションアシスタントで変換 |
| 7 | テスト・並行運用 | ASPマイグレーションアシスタント ファイル変換ツールを利用してオフコンのデータを移行してプログラムのテスト |
| 8 | 本番運用 | ASPマイグレーションアシスタント ファイル変換ツールを利用してオフコンのデータを移行し本番運用開始 |
検討事項につきましてお客様での判断が難しい場合は当社でご相談を承ります。お気軽にご相談ください。