前回の投稿から随分と時間が経ってしまいました。
「新製品開発中」とご案内したのはまさにコロナ禍で、お客様と直接お会いすることのできない期間ではありましたが、その分じっくりと開発に専念もできました。
その結果、ほぼ完成(一部現在も開発中)したのがCOBOL GからNetCOBOLへのマイグレーションを可能にするツールです。
全体像はこちら。これらはすべてお客様ご自身で変換作業が出来る事を目的として開発しています。
1つ目の製品は「ASP Asset Analyzer」。
現行オフコンの資産から必要な(稼働している)資産を洗い出すことを目的にした解析ツールです。
可能な限り自動的に関連資産を洗い出すことができます。
そして2つめの製品は「ASP マイグレーションアシスタント」。
これは、COBOL GからNetCOBOLへのマイグレーションに必要な以下の10のツールの総称名です。
① メニュー変換ツール オフコンのメニューをASPメニューに変換
② COBOL変換ツール オフコンのCOBOLを富士通製NetCOBOLに変換
③ CL変換ツール オフコンのCLソースをWindowsのバッチファイルに変換
④ ファイル変換ツール オフコンのファイルからWindowsのデータベース環境へ
⑤ 拡張漢字設定ツール 変換対象資産に含まれる漢字のうち、Windowsへ変換できない文字を登録
⑥ ASPメニュー
⑦ COBOLメッセージビューアー
⑧ 画面/帳票情報ファイル設定
⑨ WinVLD
⑩ COBOLファイルビューアー
※⑥~⑩は変換完了後の運用で使うツールです。
コロナが5類に変更後、全国的にお客様先へお伺いすることも叶い始め、すでにこれらのツールのデモ紹介をさせて頂く機会も増えています。
少しでもご興味のある場合はいつでもご質問・ご連絡ください。
今回はざっくりと「ASP Asset Analyzer」と「ASP マイグレーションアシスタント」、この2つのツール名を知って頂きたくご紹介しましたが、これから少しずつツールの中身についてや、デモ紹介したお客様からの反応なども含めて色々な情報を公開していきたいと思います。